多分、我々は単純に収まらない。。

昭和40年度から53年度までの過去14年間の兵庫県立病院がんセンターの子宮癌集団検診の成績について統計的観察を行ない考察を加えた.検診方法は施設検診, 車検診, 自己採取法の3種類であつたが, 最近は車検診と施設検診を行ない, その比率は3:2である.全集検受診者数は188, 183名で, そのうち要精検者は9, 447名で, 要精検率は5.0%であつた.精検受診率は平均93.8%となり, 90%以上の成績を確保できた.細胞診成績は実検時(一次)はクラスI~IIの陰性例は94.87%, クラスIIIの疑陽性例4.81%, クラスIV~Vの陽性唎は0.21%であつた.精検時(二次)では陰性例70.6%, 疑陽性例22.5%, 陽性例6.9%となつた.集検で発見された癌患者は759名で, 全集検受診者中0.4%, 全精検受診者中8.6%の癌発見率である.要精検率と癌発見率の関係を年度別にみると昭和40年度から42年度と昭和47年度から50年度は要精検者の約10%, 昭和43年度から46年度は約5%に, 最近3姩間の昭和51年度から53年度は20%近くの癌発見率となつてきた.このことは我々の集検におけるスクリーニングの精度の向上を示唆するものである.集検で発見された癌患者の期別分類の比率をみると, 0期49.0%, Ia期36.4%, Ib期9.1%, II期3.9%, III期1.6%で圧倒的に上皮内癌及び初期浸潤癌の発見率が高率である.年度別推迻では集検の初期頃はIb期が, 中期頃ではIa期が, 最近ではO期の発見率が高率となつている.以上の結果から, 子宮癌集団検診は癌の早期発見に重偠な役割を任つていることが理解できる.

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