内容提示:障害者(児)
文档格式:PDF| 瀏览次数:1| 上传日期: 03:08:33| 文档星级:?????
全文阅读已结束如果下载本文需要使用
よく、私はなぜ仕事にワークキャンプを選んだのかと聞かれます。2005年のJIAの先輩たちの宣伝活動は、写真も映像もない簡単なものでした自分自身も、偉いことをしているとか、同情心、ハンセン病への恐怖もありませんでした。ただ「ボランティア」という言葉になぜか惹かれたのを覚えています実はJIA以外の団体の活動に参加したこともありましたが、それはやっていてとても物足りなかった。例えばHIVの基礎知識を普及させる活動に参加してビラを配るだけだったりこのような活動なら私以外の人がやっても同じじゃないか、と思いました。
2005年1月に初めてワークキャンプに参加して、活動組織は確かにめちゃくちゃだったけれど、これは悪くないぞ、と感じました快復村で村人と生活出来ることに意義があると感じました。何もないところから何かを作り出すのが、私は好きなんだと思います
2005年1月、初めてのワークキャンプ |
この時の村の下見では、3つの村に行きました村人は、私たちをとても歓迎して迎えてくれました。そのうちのあるおばあちゃんが、私にこう言いました「学生に何が出来るか分からないけど、何をしてもらおうとも思ってないのよ。私はただ、あなたたちがここに来て、ハンセン病の私たちと一緒におしゃべりをしてくれたら嬉しいの」…この言葉があったから、私はこの夏、この村で、ワークキャンプを開くことに決めました。この時は、貯水池を、水を濾過できるように改良するワークをすることになりましたキャンプ下見のために村に4回行って、地元の職人を探し、測量して、周辺の市場を調査して、学校で計画書を書いて。
初めてのワークキャンプの下見調査中 |
2005年8月、初めてコーディネートしたワークキャンプ |
大学時代、ワークキャンプを通して、何人もの心から信頼できる友達と出逢いましたワークキャンプで始まり、ワークキャンプで終わらない関係は、私にとってかけがえのないものです。私もほかの人も、互いに支え合える仲間です大学の時、私の両親の関係が悪化し、離婚寸前までこじれたことがありました。ワークキャンプに参加してから、そんな事情も、受け入れられるようになったと思います私が傷ついた時は、何も言わなくてもそばにいてくれる友達が会いました。その後ワークキャンプに参加する人はどんどん増えているけれど、人と人の間にある暖かい感覚は変わりませんもしかすると、これが私が必要としている社会かもしれないと思います。人がお互いに支え合い、上下関係ない付き合いが横に広がっていくような関係人への尊敬や支えは、どんどん周りに広げていくものなのではないでしょうか?
こんな考えを持つようになると、医者を目指していた私は、同じように人を救うのであれば、医學に頼らなくてもいいのではないかと思うようになりましたそれに、医者になれば体制や組織などに縛られることも多いけれど、それよりも私は自分の好きなことがしたい、とも思いました。そして迷うことなく、私はJIAのオフィスで働く道を選びましたただ、当時オフィスにはお金がなくて、もう少しで危うく雇われないところだったけれど。
こうして並べてみると、私の選んだ道は栄光に満ちているようにも見えますが、実際オフィスで働き始めた時にはたくさんの苦労がありました一人のスタッフとしてワークキャンプの第┅線から退いたことで、滅多な状況でなければ村でワークキャンプを行うことはできなくなりました。私の仕事は、より多くの学生を支え、彼らの主体性を発揮してもらい、更に多くの人がワークキャンプに参加してもらうことですけれど、学生の年代がどんどん若く、90年代生まれの学生のさにも直面し、いっそのこと自分でワークキャンプをしたほうがいいのでは?と思うこともありましたそうした方が質的にも上がるし、村人のためにもなるのではないかと。でも、少しずつ、嬉しい変化にも気づき始めました
去年学生たちのトレーニング終了後、毒粉ミルク事件など食品の安全の問題について話す機会がありました。「もしワークキャンプのキャンパーがレストランを開いたら店に行く」と聞くと、学生は「当たり前!自分たちの仲間が、体に悪いものを使うわけがない」と笑って答えました。「それじゃあ自分で店を開いたら、品質の悪い食材を使う」と聞くと、学生は口を揃えて「そんなことするわけない!どんなに貧しくたって、そんな風にお金を稼いだら誰にも申し訳が立たない」と答えました。この地区の学生はなんて楽観的でいい子達なんだ、と思いましたが、ほかの場所でも同じ質問をすると、同じ答えが返ってきましたまた、キャンパー同士は例え会ったことがなくても、キャンパーであるというだけで、付き合いの長い友達のように接することができます。間違っていると思うことがあればきちんと表現し、解決する方法を主体的に考えます
ボランティアへのトレーニングにて |
このような、人が人の命に影響を与える経験は、ワークキャンプの場で参加者の命の中に焼き付き、卒業をしたあとも主体的に寄付などの方法で快復村に関わり続けると思いますさらに深く言えば、ワークキャンプは彼らが帰属する場所になり、そこに人と人とのネットワークが生まれ、社会からの信頼を得るようになっていくと思います。JIAはワークキャンプを「人と囚との関係をつなげる」と言いますが、実は私たちは「人と人との信頼を取り戻す」活動をしていると思っています今後社会でどのような場所で働くことも、この信頼を築くための一歩であると思います。
こんな小さな変化を見ていて、自分がワークキャンプに関われることをとても幸せに思いますオフィスで働きながら、彼らが次の世代に1つずつつなげていく過程に関わることができます。例えるならばこの過程は、木を育てるようなものです育つ速度は遅いけれど、いつか必ず、木陰を作る森林になっていくと信じています。